安心堂放課後等デイサービス・児童発達支援

運動の苦手な子・集中力がもたない子ども達の『運動・学習支援教室 あんしんキッズ

『運動・学習による子供自立支援教室 あんしんキッズ』とは、厚生労働省が指定した放課後等デイサービスです。
 小学生~高校生の受給者証を取得した方が通うことのできる療育施設で、 コミュニケーション能力や社会性を身につけるための集団療育を行い、 コーディネーション運動をメインとした運動療育プログラムが充実しております。

安心堂放課後等デイサービス・児童発達支援

見学やご相談はお気軽に(東あずま教室・妙典教室)

運動を中心に学習を指導し、自立に向けた療育を行っていきます

  1. 感覚統合を整えるための粗大運動
  2. 複数の筋力・関節を同時に、あるいは協調的に動かす神経系のトレーニング
  3. 運動を支える基礎感覚づくり
  4. 視覚認知の基盤としての「眼球運動」

あんしんキッズには、このようなお子様が通われます。

安心堂放課後等デイサービス・児童発達支援

  • 「放課後の一人の時間を持て余している」「運動が苦手」
  • 「カラダを動かす場所がない」「カラダを動かす機会がない」
  • 「コミュニケーションが苦手(友達が出来ない)」
  • 「集団活動が苦手」「字がうまく書けない」
  • 「漢字が覚えられない」「表が読めない」
  • 「列をそろえられない(並ぶのが苦手)」「長時間座っていられない」
  • 「力加減ができない(強くたたく、止められない)」
  • 「お手伝いができるようにしてほしい」
  • 「自分に自信がない」「自分が嫌い(自己肯定感が低い)」

『あんしんキッズ』は、医学的なアプローチから運動や学習の療育プログラムを行います

日課

【日課】例 運動学習コース

  • SAQトレーニング(ラダー、マット、ミニハードルなどを使ったサーキットトレーニング)
  • 直写、なぞり絵
  • 音読・直写
  • 聴覚トレーニング
  • 百人一首
  • 視知覚トレーニング

学習

【学習】※運動学習コースのみ

到達度テストを行い、本人の学力などに合わせた教材選定を行います。
漢字、国語(読み書き)算数(計算)を行っています。
学校の宿題を指導することもできます。

プログラム内容の詳細

粗大運動

感覚統合を整えるため、粗大運動を行っていきます。粗大運動とは身体を大きく動かす動きのことです。
2004年にNHK教育テレビで放送されていた「からだであそぼ」という番組の監修をされた中村和彦氏は、人間の基本的な動きを36に分類し「36の動き」というものを紹介しています。

36の動作とは

下記①〜③の動作から構成されています。

  • バランス動作 9種類
  • 移動系の動作 9種類
  • 操作系の動作 18種類

身体全体を使って大きく動かしていくことで、 感覚統合を整え運動能力を支える動きの基礎作りにしています。

コーディネーショントレーニング

複数の筋力・関節を同時に、あるいは協調的に動かす神経系のトレーニングです。
学校体育などで行う種目はこのようにいくつかの筋肉・関節を複雑に動かさなければいけません。
そのために単体的な動きだけができても学校体育は克服されていかないのです。
コーディネーショントレーニングは大きく分けて3つの効果があります。

①動きのもとづくり

さまざまな学校体育の技能の習得以前に必要な「動きのもと」を作ることができます。
この動きのもとの基盤をしっかり作ることで、専門・応用技能の習得をよりスムーズにすることができます。

②筋肉と神経の回路作り

「運動神経がいい人」というのは、複雑な情報を、より的確に脳に送り、的確に判断し、より的確に筋肉へ命令し、より的確に筋肉が動く人です。コーディネーショントレーニングでいくつかの動きを同時に行うことによって、脳からの情報をできるだけ速く、正確に筋肉に指令が出るようになります。

③コミュニケーション能力の向上

コーディネーショントレーニングは脳の前頭葉を活性化させます。
コーディネーショントレーニングを行うことにより、思考中枢であり人らしさを形成する前頭連合野を刺激することができます。
前頭連合野には、「知性」「感情」「意欲」をつかさどる部分もあり、「できなくても楽しい」という感情が湧いてくるため、失敗経験の苦手な子どもでも楽しく取り組めます。コーディネーショントレーニングは脳のワーキングメモリを強化することもできます。 ワーキングメモリを鍛えることにより人の会話をメモとして記憶でき、その記憶を元に自分の意見を考えられるようになることで、人との会話が長く正しく続くようになります。

コーディネーション能力

コーディネーション能力には7つの運動能力に分類されています。以下、7つの能力を向上させることができます。

①定位能力

相手やボールなど動いているものに対して、自分の位置関係を正確に把握し調節する能力。
(例)野球の外野フライを捕る。

②識別能力

手や足・用具などを連携させ、精密に操作する能力。
(例)剣玉で「もしもしかめよ」。調理器具。自転車のハンドル操作

③変換能力

状況の変化に合わせて、素早く動作を切り換える能力。
(例)つまずいて転びそうになった時に、手をついて顔から落ちるのを防ぐ。

④連結能力

関節や筋肉の動きスピードを合わせたり、タイミングよく同調させる能力。
(例)鉄棒で逆上がりをする。

⑤反応能力

合図に素早く反応して、正確に対応する能力。
(例)100mのスタートダッシュで合図に反応する。

⑥リズム能力

リズムにタイミングを合わせて身体で表現する。
(例)「じゃんけん」を出すタイミング。縄跳び。一定のペースで走る。

⑦バランス能力

不安定な体勢でも動きを継続したり、姿勢を立て直す能力。
(例)電車やバスの立ち乗り乗車。

基礎感覚づくり

教育研究団体TOSS体育代表の根本正雄氏はそれぞれの運動に必要な基礎感覚を提唱しています。
基礎感覚とはその運動を支える感覚です。従来は子どもの外遊びで養える感覚がたくさんありました。 しかし、遊び場がなくなったり、ゲームの普及により外で基礎感覚が養える機会が非常に少なくなりました。
そんな中… 学校体育で跳び箱の開脚跳びができない子に対し、ただ単に何回も練習したり根性論でいくら励ましあっても跳べるようにはなりません。 その跳び箱運動に必要な基礎感覚を身につけてあげることが重要なのです。
例えば、開脚跳びに対し、必要な基礎感覚は

腕支持感覚
逆さ感覚
バランス感覚
跳感覚
リズム感覚
高さ感覚

これらの感覚を無くして、跳び箱は跳べないのです。
逆に言えば、そのような基礎感覚づくりをできるだけたくさん、小さいころから身につけておくと、より運動の習得がスムーズになるということです。

トレーニング


視覚認知トレーニング

視覚認知の基盤として「眼球運動」があります。 眼球運動には5種類の機能があります。

  • 固視安定して見続ける機能
  • 両眼視両方の目で見る機能
  • 周辺視視界の中で周りの様子を意識に入れる機能
  • 追従性眼球運動ゆっくり動くものを見続ける眼球運動
  • 衝動性眼球運動一点から別の一点にすばやく視線を動かす眼球運動

これらを鍛えるためにトレーニングをシステム化して楽しく行えるように工夫しています。 毎日日課の中で10分間、1分ごとのローテーションを行い10種類(眼球運動&視覚認知)のトレーニングができます。

トレーニング


視聴機能のチェックリスト

  • 1.音読の時、行を飛ばしたり同じところを何回も読んでしまうことがある。
  • 2.黒板に書いてある字をノートに写すのに時間がかかる。
  • 3.ノートのマスに文字が治まらず、はみ出すことがある。
  • 4.字が斜めになったり、形が崩れる。
  • 5.ひらがなや漢字で似たような字の書き間違えが多い。
  • 6.筆算を書くときに位を揃えて書くことが難しい。
  • 7.図形の問題が特に苦手である。
  • 8.座って学習をすることにストレスを感じ、机に突っ伏してしまう。
  • 9.バウンドしているボールを捕ることができない。
  • 10.ダンスや体操などお手本を真似することが苦手である。
  • 11.くつなど生活の中で左右を間違えることがある。
  • 12.外などを歩いていると人や物によくぶつかったり、つまずいて転ぶ。
5個以上当てはまる項目がある方、視知覚トレーニングをお薦めします。



安心堂放課後デイ


施設のご案内

妙典教室

東あずま教室

施設評価の掲示について

あんしんキッズの各施設による自己評価表の公表及び保護者評価表について、以下の通りご報告いたします。

【東あずま】令和3年度あんしんキッズ保護者評価表 PDF 116KB
【東あずま】令和3年度あんしんキッズ自己評価表 PDF 187KB
【東あずま】令和4年度あんしんキッズ保護者評価表 PDF 116KB
【東あずま】令和4年度あんしんキッズ自己評価表 PDF 187KB
【妙典】令和3年度保護者向け放課後等デイサービス評価表 PDF 116KB
【妙典】令和3年度あんしんキッズ自己評価表 PDF 187KB
【妙典】令和4年度保護者向け放課後等デイサービス評価表 PDF 372KB
【妙典】令和4年度あんしんキッズ自己評価表 PDF 179KB

お問い合わせ先

見学や体験などお気軽にご相談ください。お待ちしております!

妙典教室

担当:三橋(ミツハシ)

東あずま教室

担当:井上(イノウエ)